日本のフィールドにマッチした小粒のディープダイバー

「アクションが強くてよく泳ぐけれど、飛ばない……」、「飛距離は出るけれど、ノー感じ……」など、全長55ｍｍクラスのディープダイバーは、これまで2種類のタイプに分かれていたため、つねにアングラーはその二択を選択しなければならない葛藤を強いられてきました。そこでmibroは、固定重心であるにも関わらず、回転を抑えた空力デザインにより、抜群のキャスタビリティーと、ノイズのない明確な強いバイブレーションの両立という、相反する要素を併せ持つミディアムディープダイバーを誕生させました。それが“BULLET HEAD DD”です。フルキャストした先でも、手元にしっかり伝わる強いウォブリングでありながら、巻き抵抗は意外なほど軽く、ミディアムライトアクションのロッドでも楽々と、そしてセンシティブに巻き続けることが可能です。また、潜行深度が1.8〜2.1ｍのため、河川やシャローレイクのブレイクライン、ダム湖のショアラインなど、あらゆるフィールドで使うことができます。しかも、大型のリップがフックポイントを守るため、カバーを巧みに回避します。ウエイトは、完全固定のサイレント仕様。ハイプレッシャーフィールドでも、ピンスポットを荒らすことなく、2本目、3本目のバスを狙うことが出来るでしょう。

＜カラー説明＞モスクロー

友人であり、物作りとしてのよきライバルでもある開発クランクのカラーに惚れ込んでしまい、公認シェアカラーとしてリリースさせて貰ったモスクロー。上部の濃いグリーンとお腹のチャートの明滅効果は他にもあるのですが、それをクローパターンに纏めたのが自分なりにツボでした。

ひとつアレンジのポイントとしては、本来Chipなどのフラットサイドクランクに塗られたカラーなので、ウォブル中心のラウンドクランクだとカラーの効果が出難い。そこでちょっとだけグリーンとチャートの比率を変えて、ラウンドクランクのウォブルアクションでも明滅効果が出易いように調整しました。
プランクトン濃度の濃くなるハイシーズンにも、しっかりアピールする強過ぎないカラー。そんな特徴を持ったカラーなのです。

スペック■全長：55mm／自重：12.6g／潜行深度：6〜7ft（1.8〜2.1m）未満 ／フック：ST36BC　#5

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